半日陰でナスを育てる方法

ナスをプランターで育ててみよう(2017)
投稿日:2017年12月2日


初めてチャレンジしたナス栽培。大胆にも、苗は種から育てました。さらに無謀なことに、水耕栽培で発芽させ、床暖房の上で育苗。うまく土の環境に適応できるのか心配でしたが、1本も枯れることなく定植までたどり着きました!!

日当たりの悪い場所でナスは育つのか?!

ナスは、肥料も水もたくさんいるようですが、日当たりも相当重要なんだな、というのが育ててみた印象です。日照時間の長さが、収穫量に直結する野菜だと思いました。

当初、ナスのプランターは、日照時間2~4時間程度の場所に置いていました。花は咲くものの落ちてしまったり、実が大きくならなかったり、肥料を十分にやっているはずなのに雌しべが出していない「肥料切れ」のサインがでたり・・といったことが多発。しかし、それには傾向があり、より南側の株の方が調子がいいのです。そこで、ナスのプランターを最も日当たりのよい南側に移動し、日照時間を5~6時間確保できるようにしたところ、順調に収穫できるようになりました。特に印象的だったのは、追肥はしていないにも関わらず、雌しべがちゃんと外に出てくるようになったこと。日当たりが悪いと、肥料を十分に吸収することもできないのかな、と思いました。秋ナスは好調!でした。


南側に置ききれず、日照時間4時間程度のところに置きっぱなしのナスは、収穫はできるものの「ボチボチ」といった具合で、最後まで南側ほどの勢いはでませんでした。特に、定植時、最も北側にあった日照時間2時間で育ったナスは、なんとか大きくはなり、いくつか収穫もできましたが、最後まで勢いがないまま終わりました。やはり、小さいうちから、日当たりのよいところで育てた方がいいんだろうなぁという印象です。

日当たりが悪くても土が良ければ育つのか?

ナスは、トウガラシとは違い、土質の違いによる成長の差は感じませんでした。ナスに使用した11個のプランターには、ホームセンターで購入した「野菜の培養土」100%のものと、自分でてきとーにブレンド(古い土(粘土質の土も一部あり)+バーク堆肥+腐葉土+石灰)したものの2種類がありましたが、日当たりのいいところほど収穫量が増えるという法則通りで、いい土を使ったから特別よく育つ、とか、日当たりが悪くても育つ、いった印象はありません。わざわざ新しい野菜用の培養土を買ってくるより、古い土の再利用でもいいから日当たりのいい場所に置くことを一番に考える、というのが、ナスの収穫量を増やすのに適しているような気がしました。

日当たりの悪い場所でナスを育てる方法

ナスは、日照時間が3時間あれば、一応育って、収穫までたどり着けるようです。だから「作ってみたい!」という希望は日当たりが悪くても叶えられそうです。しかし、日照時間が長ければ長いほど、収穫量が増える傾向があるので、できるだけたくさん収穫したい!という希望があるときには、日当たりのいい場所を確保して栽培した方がよさそうです。我が家の場合、もっとも日当たりのよいエリアに置けるプランターの数には限りがあるので、今後はナスを栽培するなら、プランターの数を絞って栽培しようかなと思っています。


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半日陰☆家庭菜園


関東在住。夫婦ふたり暮らし。半日陰でも、プランターでも。美味しい野菜、こんなにできるぞ!