半日陰☆家庭菜園 半日陰でもできる野菜の育て方 |
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半日陰でトウガラシを育てる方法
トウガラシをプランターで育ててみよう(2017)
投稿日:2017年12月15日
辛いもの好きの夫のリクエストで、とにかくた~くさん育ててみよう!・・ということで、種から7株を育てました。トウガラシは寒さに弱いようなので、ヒーターや育苗器なしでできるかな、と不安でしたが、水耕栽培で発芽させ、室内の床暖房の上で育苗。暖かくなるまで十分待って土の環境へ定植することで、収穫まで無事たどり着きました!
日当たりの悪い場所でトウガラシは育つのか?!
日当たりが収穫量に直結したナスとは対照的に、トウガラシ(鷹の爪)は、日当たりが良くても悪くても、収穫量は変わらないんだなという印象です。
こちらは、日照時間2時間の場所で育てたトウガラシ。豊作でした。
こちらは、日照時間5時間の場所で育てたトウガラシ。こちらも豊作でした。
ひと株だけ、花はよく咲くものの、次から次へと落ちてしまい、ひとつも実にならなかった株がありました。それはもっとも北側で育てた株で、ただでさえ日照時間が2時間しかないのに、ひとつ手前の株が大きくなってしまった影響でさらに日陰となり、ほとんど日が当たっていませんでした。しかも、日当たりが悪くジメジメしているので、ナメクジがやりたい放題。丸坊主にされかけたことも・・。さすがにほとんど日に当たらずに育ったものは、実をつけるほどの株には成長できなかったのかな、と思いました。
トウガラシに日当たりはいらない?!
8つの株のうち、最も大きくなり豊作(しかも特別辛い!)だったのは、ナント日照時間2時間のトウガラシでした。トウガラシは、日当たりが悪い方がよく育つ・・?なんてことはないとすれば、思い当たることはただひとつ。土がよかったから。この株だけは、ホームセンターで買ってきた「野菜の培養土」100%で育てました。封を開けた途端に畑の香水の香りが漂う、それはそれは栄養満点そうな土でした。トウガラシは、日当たりよりも土壌が大事? 日当たりの悪さは土壌でカバーできる?・・という素朴な疑問が湧いてきます。来年以降、実験してみたいところです♪
ちなみに、トウガラシを育てたプランター8つのプランターの土には、野菜の培養土のほかに、堆肥の入っていないプランター用培養土(ホームセンターで購入した新品)、古い土にバーク堆肥+腐葉土+石灰でセルフブレンドしたものの3種類ありました。どれも十分に収穫できましたが、1.野菜の培養土 2.堆肥入りセルフブレンド 3.プランター用培養土 の順番で背が高くなりました。プランター用培養土で育てた株は、収穫量十分ながら葉っぱも小さくて全体的にこじんまり♪実も小さめ♪ このプランターは、最も南側に置いていたもので、日照時間5時間。土壌がイマイチでも日当たりでカバーできたのかな、と思えてきます。
どうしたら辛いトウガラシができるのか?!
ちなみに・・どうしたら辛いトウガラシができるのか?という謎も解明したく、株ごとに収穫して、夕飯に使ってみては「辛い」「辛くない」の判定会を夫と毎晩のようにしましたが、辛い株から収穫したものは毎回辛く、辛くない株から収穫したものは毎回辛くない。辛いか辛くないかは、株よって(もしかしたら種の段階で?!)決まってるんじゃないか、という気がしました。傾向的には、日当たりが悪いところ(過湿ぎみ)で育てた株が辛く、日当たりのいいところ(乾燥気味)で育てた株が辛くなかったのですが、それは偶然なのか必然なのか・・。そのあたりも気になるところ! 来年以降の課題です♪
日当たりの悪い場所でトウガラシを育てる方法
トウガラシには十分な日当たりが必要、と書かれているものを多数目にし、ダメかなぁと思っていましたが、思いのほか日当たりがイマイチの環境でもよく育ち、たくさん収穫できました。私の環境では、日照時間2時間で育ち、収穫量も十分でした。それよりも、トウガラシは寒さに弱いので、定植した頃の急な朝晩の冷え込みに気を付けたり(前年は枯れてしまいました)、ハダニだの、ナメクジだの、と虫がつきやすかったり、やや乾燥ぎみ位が好きなようで水やりの加減に気を付けたり・・といった管理に気を遣う野菜だなと思いました。
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半日陰☆家庭菜園
関東在住。夫婦ふたり暮らし。半日陰でも、プランターでも。美味しい野菜、こんなにできるぞ!